あけましておめでとうございます
毎年恒例の遅ればせながら
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
毎年同じことを言っているのですが、年末年始はいつもバタバタしていて、やっと落ち着いたころに、自分の誕生日がやってくるので、私の中では毎年1月16日が一年の始まりということにしています。
ついでに言うと、私は山羊座ですが占いは水瓶座を見ることにして、777より249がラッキーナンバーと言うことにしています。
このように、誰しも「自分ルール」のようなものが、多かれ少なかれあるかと思います。
今、その自分ルールのことでとても頭を悩ましています。
それは父のセルフケアです。
父は、去年の自粛期間中に一気に体力が落ちてしまい、本人は頑張っているのですが、なかなか元の体力に戻せずにいます。私は実家の近くに住んでいるので、週1.2回は父のセルフケアを見に行っているのですが、こちらの意図が上手く伝わらず、効果が上手く出せていません。
と言うのも、私の父にも多くの自分ルールがあって、そのルールを理解することと、そのルールを活かしつつ効果的なセルフケアをしてもらうのは至難の業なのです。
人の持つ「自分ルール」には、一般的な理屈は通用しません。
その人、その人、それぞれの自分ルールなので、訊けばそれなりに理由はあるのですが、私の自分ルールのように、けして論理的なもの、合理的なものではないものも多いのです。ですから「こうこうこういう理由だから、これをやって欲しい。」と言っても、自分ルール外のことだとなかなかやってもらえません。こういう場合は説明や説得はあまり効果がありません。その人のルールを解読して、納得のいく方法を提示できるか⁈が、セルフケアを継続し、効果が出せるかどうかが決まってきます。
同時に、サポートする側は相手のルールを受容しながらも、現実的に効果のある方法を提示しないといけないので、その折り合いが難しいのです。その人の意見を聞きすぎれば効果は期待できませんし、こちらのやり方を強要しても長くは続かないからです。
具体的に例を挙げると、父の場合は歩くことが大事だと思っているので、どんなに疲れていても、痛みがあっても歩いてしまいます。更に、自分の作った目標歩数があり、体調でなく、数に重点が置かれてしまいます。
しかし、しっかり歩くためには、疲れと痛みをとってしまった方がいいのです。
疲れをとるには、まず睡眠と食事の質が大切で、痛みをとるには体を温めること(血行を良くすること)、緩めること、負荷がかからないゆるーい運動(寝たまま、座ったままできるストレッチや小まめに動くなど)が、重要なのです。
私の父の場合は、「数」へのこだわりと「決めたことはどんなことがあっても実行する性格」がポイントなので、目標を数値で表した負荷のかからないトレーニングとストレッチ法を体力や体調に合わせて提示しなくてはいけません。
*実は本当に困っている父の謎の自分ルールは他に数多く存在していて、とても難解で面白いのですが・・・ここでは健康にまつわるものだけにしておきます。
誰しも論理的、もしくは合理的でないと分かっていても、変えられない考えや習慣、ジンクスなどの自分ルールがあります。それをいかに有効に活用できるか?!が今年の「さぽせるlabo」のテーマです。
今年も『Support self help laboratory』の名前の通り、効果的で、みんながこころ豊かになれるセルフケアをサポートする工夫(研究)をしていきたいと思います。
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