父の生活の見直し
新年早々、父、姉、私と同時にコロナウィルスに感染してしまったことはお伝えしましたが、実はそれからが大変でした。
昨日、90歳になった父は感染中も割と元気。回復も誰よりも早く、安心していました。
ですが、そうは言ってもこの歳です。
この短期間で体力が落ちてしまい、だんだんと眠っている時間が増えていき、1月の末には日中もほぼ眠っているいるような状態になってしまいました。
脚が痩せてしまい、細くなった脚で体を支えるのは辛いようで、前にもまして痛みを訴えるようになり、夜中は痛みでなかなか寝付けない日もありました。
そこで、一緒に介護をしている姉と話し合い生活を一から見直し。
食事、運動、マッサージ、介護する側の担当、時間(関わり方)を改善してみました。
改善といっても、基本は皆さんが知っているような簡単なことを丁寧に行っただけなのですが。
例えば、食事は高たんぱくで消化がいいものや、野菜や果物でビタミン、ミネラルがしっかりとれるものを足したり、運動の前に体を温めて、必ずマッサージをして筋肉を緩めてから体を動かしたり、サイコドラマを使ってイメージの旅行に出かけたり(これはちょっと特殊ですが)と、こんな感じです。
一時は会話が成立しないことも多々あったのですが、生活を見直してから3週間が過ぎたころから徐々に起きている時間が長くなり、現在は、本を読んだり、野球を見て夜更かしするまで回復しました。一昨日は、杖をついて川沿いをお散歩もして、感染前より若返ったようでした。
元来、超人的な体力があったというのが大きいとは思いますが、正直、ここまで回復するとは思いませんでした。
家族としては嬉しいのですが、セルフケアを仕事とする身としては少し複雑な思いです。
様々な生活環境で暮らすお客様にこんな時間と労力のあることは現実的でないな・・・と感じたからです。
なんとか、家族以外の人たちとも支え合って、当事者も巻き込んで、高齢者の生活サポートが出来ないものかしら・・・。
と言うことで!(という訳でもないのですが)、長らくお待たせしましたが、5月より楽健法の踏み合い会を再開したいとも思っています。
詳細は、近日お知らせしたいと思います。
その前に、父だけでなく、怠けきった私の生活を見直ししなくては!!
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