宥厳先生の踏み姿
先日、宥厳先生とご一緒に楽健法をする機会がありまして、先生の踏んでいる横で学ばせていただきました。
この15年、何十回と先生の踏み姿を見てきた訳ですが、毎回発見があるのと同時に、どうしても分からない事もあります。どっしりとして、且つしなやかな踏み姿、どこにどう力を入れて抜いているのか、見ていても全く分かりません。筋肉に力が入る瞬間が見えないので、アニメーションを見ているようです。ぼぞっと、「何が違うんだろ…」と私がつぶやくと、先生の答えは、「僕は職人だから」と。つまり何度も、何度も同じ動きを繰り返して、余計なものが削げ落ちていく動きなんだと。うーん。結局のところ、繰り返し、繰り返し、やり続ける以外にないという事ですね。
先生曰く「やり続けているうちに、何者なっていく」のだそうです。
楽健法の合間には、天然酵母パンについて、あれこれ質問をしてきました。これもまた面白いお話だったのですが、それはまた次の機会に。
夜は品川で楽健法のお教室でした。残念ながら、私はサロンのニュースレターの入稿に追われて参加できませんでしたが、近いうちにまた品川教室でも学びたいと思います。
楽健法に興味のある方は、ぜひ先生の教室行ってみてください。
先生の踏み姿は、何か作品を一つ観賞したような不思議な気になれます。
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