上映会無事終了
「不思議なクニの憲法」の自主上映会が無事終了しました。
ちょっと訳あって私は現場へ行かれなかったのですが(それは次回のブログで)、映画が良かったことも然ることながら、終了後のシェアリングも、いろんな人の意見を聞く事が出来て良かったようです。
「憲法の話」というと、ちょっと取っつきにくい感じがしますが、健康を考えるうえで社会の在り方はとても重要だと思うのです。
健康法や食事法などの話と同じ感覚で、憲法や政治について気軽に話が出来るといいなと思います。
医者に自分の健康を丸投げしない!という事と、
社会の在り方を政治家や官僚に丸投げしない!という事は生きる姿勢として繋がっていると思うのです。
専門家に任せる部分と、自分で積極的に関わっていくことのバランスが取れたらいいと思います。
今回は、私に代わって陣頭指揮をとってくれた姉と、DEMAE調布の石川さん、そしてボランティアで手伝ってくださった皆さん、心より感謝いたします。
ありがとうございました。
10人から自主上映会が出来、申込みをすると上映用のDVDが送られてきます。
さぽせるlaboのサロンに暗幕を張り上映場セッティング完了!
興味のある方は是非、お仲間と一緒に上映会をされてはいかがでしょうか?
Comment
野上さん
この度は、上映会に足を運んでくださってありがとうございました。
・・・お会いできなくて残念でした。
今回は、こうして多くの人と共に映画を通して学び、意見をシェアし、考える機会を持つ事が出来てとても良かったです。
このような機会が、もっと気軽にもてたらいいなぁと思っています。
今の私は、「どんな理由があっても、人生の中で人を故意に傷つけるという選択はしたくない。」と考えています。
でも、違う意見を頭ごなしに否定したり、争ったりもしたくない。
それには、学び続けること、コミュニケーションをとりつづけること、考えるつづけることが大切なのかなぁと思っています。
「戦争を防ぎ、平和を維持あるいは創造するための方法」を私も探していきたいと思います。
ましまり
日曜日に参加した野上です。
憲法を一字一句変えてはならないという人だけでなく、護憲派による改憲(新9条論)を訴える人や、自民党の議員まで、立場の違う人の見解も組み込まれていて、見ごたえがありました。
憲法や政治について日頃からよく考えている人でも、ついつい自分自身の信念を訴えるだけで、立場の違う人の話を冷静に聞かない(聞けない)ことがよくありますが、民主主義は、さまざまな意見の違いを相互に尊重しながら合意形成を目指すものですから、異論とのコミュニケーションこそ本質的だと思います。
そういう意味で、映画を見たあとに意見交換のできる時間があったことは、自主上映会ならではのおもしろさでした。
その場でもお話ししましたが、憲法9条について、個人的な信念としては、完全非武装で「平和を愛する諸国民の公正と信義」に賭けてみるのがよいと思いつつも、多くの日本国民が「専守防衛」の自衛隊を認容・支持している現状をみれば、私見が「極端」なのもまた理解すべきだと心得ています。
戦争を防ぎ、平和を維持あるいは創造するための方法は、可能ならいくつあってもいいのですから、柔軟な議論に背を向けることなく、しかし、目的を見失わないようにしたいと思います。