緊張しやすい人

私は月に1度歌を習いに行っています。

時間がある時は、しっかり上半身をストレッチして行くのですが、その時は面白いくらい声が楽に出ます。

なぜかと言うと・・・

呼吸を深くしたいと持った時、たくさん息を吸おうとする人がいますが、実は吸ったから空気が入るのではなく、肺が広がるから空気が入ります。この事を知らずにいると、思いっきり吸おうと思えば思うほど逆効果になることがあります。鼻や口からたくさん息を吸い込もうとすると、喉や肩に力が入ってしまします。それでは肺が広がりません。むしろ息を吸おうと思わず、横隔膜を下に押し広げて、肋骨を開くと肺が広がり、自然と空気が入ってきます。その時に重要なのは筋力ではなく、柔軟性です。(勿論、筋肉も必要ですし、息をキープしながら吐く時は筋力が重要です。)なので、歌を歌う時も、スポーツをする時と同じように、ウォームアップ次第でパフォーマンスが変わってきます。

 

で、タイトルの「緊張しやすい人」です。

緊張しやすい人は、緊張するとリラックスしようと深呼吸しようとします。

これが逆効果。

たくさん息を吸い込もうと思えば思うほど、力が入って、喉が詰まり、肩が上がって、呼吸が浅くなります。その浅くなった呼吸に意識がいくと、息苦しくなったり、呼吸がかえって早くなって、緊張しているという認識が強くなってしまいます。

そこで、大切なのは、緊張しやすい人は、日ごろから肋間筋と横隔膜の柔軟性を高めておくといいという事です。緊張しないというのは難しいけど、柔軟性を高めておくことは誰でも出来ます。

精神的に緊張しやすい人は、体を緩めて、体に気持ちを引っ張てもらう。

心と体は繋がっているので、日ごろから体を味方につけておくことが出来れば、緊張も恐くないかも・・・。

 

 

 

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