父のリハビリ

御年83歳の父は、昨年、あることをきっかけに脚を痛めて、それから杖をついています。

「脚が衰えてはいけない」という思いから、痛みを堪えて歩いていた事で更に悪化させてしまいました。

しかし、運よく?!夏に転倒して肋骨を折ったことで、安静期間を設けなくてはいけなくなり、強制的に休養をとったことで脚の痛みはだいぶ軽くなり、先月から整形外科に加え、私が自宅で楽健法+ストレッチとトレーニングを指導しています。

父は少し強迫観念的なところがあるので、一度納得してやり始めれば怠けることなくしっかり行います。

その甲斐あって、だいぶ体は柔らかくなり、脚の使い方もうまくなってきました。

2ヶ月前は寝返りを打つのも一苦労だったのに、今ではスムーズになり、立ち上がりも安定してきました。

 

今までの経過を整理すると…

第1段階 痛みが取れるまで安静にする

第2段階 自分の出来る範囲でストレッチをする

第3段階 ペアストレッチで、ストレッチの強化を図る

第4段階 痛みのある脚を意識して使っていく(やり過ぎない!使えるという事を体に思い出させる)

 

そして、そろそろトレーニングの開始です。

ここで、やり過ぎないように、トレーニングと休息(ストレッチ)の分量やタイミングを間違えると、また元に戻ってしまいます。同時に、小まめに体を動かし、これ以上体を固めないことを意識してもらいます。

 

では、来週から第5段階

生活リハビリということで、

・イスに座る時立ち上がる時に反動をつけない。

・床に落ちたものをしっかりとかがんで拾う。

・階段は手すりに軽く触れるだけで、体重をかけないで上る。

・杖に寄りかからないで、お腹を意識して歩く。

おまけ

・寝っ転がったままでもも上げ(負荷をかけないでもも上げの練習)

などをしていきたいと思います。

 

ご高齢の方で、整形外科のリハビリだけで改善しなかった方、ぜひ段階を踏んで、自分に合ったたタイミングと分量を考慮して生活の中でリハビリを行ってみてください。必ず、体は変わっていきますよ(^^)v

 

 

Comment

現在コメントはありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA