プログラム② サイコドラマ

さぽせるlaboでは、楽健法以外にサイコドラマの講座も行うことになりました。

サイコドラマとは、心理劇ともいわれる、演じることで心を癒す心理療法の一つです。

私たちは生活の中で、それぞれ型には待った役(役割)を持って生きていることが多く、この型が固定されると生きづらくなってきます。例えば、母親らしくとか、いい娘とか・・・です。そこで、サイコドラマの中で、違う役割を演じることで、現実の役割から解放され、新しい自分に気づき、それをまた現実にフィードバックしていくことで、生きづらさから脱却します。

このサイコドラマは、私の父である精神科医の増野肇氏がライフワークとしています。

増野肇氏は御年83歳。

一般のお仕事ならとうに定年の年ですが、増野肇氏はここへ来てやっと総まとめをしようとしています。私はその総まとめのお手伝いをして、父がやってきたことを継ぐの世代へとつなげていきたいと思っています。

というと、カッコがいいですが、実はしたたかな理由もあります。

それは父に生涯現役でいて欲しいということ。

どうせ娘として世話をするのなら、下の世話をする時間は極力短くして、仕事のサポートをする方がいいかなと。

きっと私だけでなく、高齢の親を持つ人は同じ願いのはずです。

最後までどう自分らしく生きるか?!どう活かすか?!

それが「さぽせるlabo」の目指すところでもあります。

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